SUZUKI GSF1200 インプレ |
先日の「てっちり」さんよりインプレが届きました。
本日少し時間が取れましたので、田舎道〜中低速ワインディング走行のインプレをお届けします。車両装着時の写真を添付していますので、ご確認願います。
【想定内】
・シートのコシが強く、肉厚。座面も広い。座り心地は上質。
ハングオフに近いポジションでも、太ももの裏にシートが吸いつくような感じでホールドしやすい。
・表皮が適度に滑りにくく、尻が勝手に移動しない。10%下り勾配な舗装林道でも全く問題なし。
・上記2項とシートストッパ部の合わせ技で、直線での加速時に体位置をキープしやすい。
・足つき性は悪化。停車時には今までより更に数センチ横に移動しないと片足が路面にベタっとならない。
でも判っているので問題なし。
【想定外】
・アンコ盛りをしたお陰で、座面が2cm程アップ。これが想像以上にバイクの挙動に影響を与えている模様。
1.低速域での倒しこみが更にクイックになった。
2.中速域以上では、バンキングしてパーシャルから加速に移る辺りでフロントの荷重が抜けそうな感覚になる。
←加速時には、意識的にヘッドパイプ付近に頭を持っていった方がよさげ。
3.上半身の姿勢が更に前傾に。膝の曲りが楽に。この状況下での最適な乗車姿勢については試行錯誤が必要。
→これらを踏まえて、前後車高の適正化を検討するべきか。現状では流石に高過ぎな気がする。
考えてみれば、座面が上がる=人間の重心位置がそれだけ上に移動するんですよね。
「想定外」とは言っても「そうなって当たり前」な状況ですが、依頼時にはそこまで考えが及びませんでした。
ロングランやスポーツ走行でのインプレは後日になりますが、とりあえずお送りします。よろしくお願いします。
<カールズバッド土井>
インプレ、お写真ありがとうございます。
想定外のこともありますが、まずまずのようで良かったです。
現車を見ていますので、更なる足回り、ディメンジョンの煮詰めにより、シートも微調整が必要かもしれませんね。色々なシチュエーションで具合を見て下さい。
引き続きよろしくお願いします。